片岡

はじめまして、片岡と申します。この度は『一風変わったファンタジー』への参加申請、まことにありがとうございます。遅くなってしまいましたが、現時点での更新部分を読了いたしましたので感想と参加の可否の報告に参りました。 ページ数を見て思わず「な、長い……」と狼狽えてしまったのですが、想像以上にとても面白い内容だったので全く気にならないというより、むしろ物足りないと感じてしまうほどでした。 若干の誤字は見られましたが、これだけのボリュームと考えるとそう気になる量でもありません。 文章力やストーリー構成もさることながら、個人的に何より素晴らしいのはキャラクターたちが“生きている”ことだと思いました。人間は誰ひとりとして全く同じということはありません。口だけでそう言うのは簡単なのですが、自らの脳内に作り上げ、それを文章で表現するということはとても難しいことだと思います。事実、上手に表現しきれていない方も一定数いらっしゃいます。かくいう私もそのひとりであるのですが(・・;) その点、『未科学部~Proto Science-club~』の登場人物たちはひとりひとりが違う考えを持ち、ひとりの人間として確立されていました。こういうのも可笑しな表現なのですが、とても人間味があるなあと思いました。 そしてただの好みの話で申し訳ないのですが、キャラ的には星野さん、組み合わせ的には佐田くんと堀井さんのふたりが物凄く好みです。星野さんは凛々しいながらもお茶目さを併せ持つところがとても可愛らしいですし、佐田くん堀井さんコンビは和むというかなんというか、彼らのやり取りは見ていてとても気持ちが良いです。 最初は不可解な存在は出現するものの、基本的には学園生活に根付いたお話なのかなと思いましたが、何やらそれだけでは済まないようなにおいがします。瑠璃ちゃんが体験したタイムスリップのような現象。あの体験が今後どのような形で繋がってくるのか、とても楽しみです。 さて、イベントの参加の可否についてですが、喜んで承認させていただきます。本当に、これからの行く先が楽しみな作品のひとつです。陰ながら応援させていただきます。 長々と申し訳ありませんでした。それでは失礼します。
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丁寧なコメントとイベント承認ありがとうございます。 星野未来のイメージは表紙のヴィジュアルイメージに助けられているかもしれません(笑) 私も数日前から片岡さんの作品に触れさせていただいています。 一言でいうなら『絶妙なさじ加減』(笑) 異文化交流でありながら、互いにそれが分かっていない。 分かっていないため、自分の常識を相手も持っているはず、という思い込みが発生し、その結果が愉快な掛け合いとなって読者(主人公と文化を共有する側)が異世界を理解する手助けになっているなあ、と感じました。 今後もそちらの世界を楽しませていただきたく思います。

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