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アーク 凍てついた大地
まさりみか
2014/11/20 11:26
北の国の美しい自然の描写で世界に入り込みながら読み進めるとあとがきにもあるように「あれ?」「あれ?」と違和感が募り、リラの気持ちが分かる気がして先が知りたくなく一度読むのを辞めました。 ざっくばらんに言うとこれ絶対やば~い……望みたい結末に行かない流れのような……ってしばらく読むのを辞め、ノアとリラを想像しながら自分をクリアにして再読に来ました。 やはり美しい描写に惹かれ今度は一気読みしたのですが、読後感は一人の人間としては切ないけど、自然の中で生きるヒトしては切なく強くそして美しいと思いました。 殺されても死なないノアの広く強い心はリラに受け継がれ、いつか民と自然を再生の方向に連れて行ってくれるんじゃないかと期待させられる物語。 かつて世界の種を守ったノアのように、アークにノアの心と共にあるリラが生きる時、二人の想いが産み出す子供としていつか海や生き物が古に近づくよう祈ります。
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岡田朔
2014/11/21 23:31
みかさんレビューをありがとうございました。 虫から読んで頂きありがとうございました。食べたものの意識が残るウイルスが食物連鎖を壊していくという話を書こうと思っていたんですけど、なんだかおもしろく書けなくて止めました。 次はそれを海に移して……なんだかしている内に悲しい話に。 少し重い話を書きたかったというのもあるんですけど。 でも実際のイヌイットなどは婚姻関係も曖昧なようで、大分サバサバしている感じでした(笑) 命を落とす事も多いみたいですね。
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まさりみか
2014/11/21 23:45
重いけど、別の意味で希望があり、強い話ですね^^ イヌイットは人種的には私たちと変わらないし、昔の日本、そしてアジアでも婚姻制度は緩やかだった。 昔古文の時間習ったアジアの古い一夫多妻制、女子高で友人たちに評判よかったですよ。 煩わしい嫉妬とかしないで夫の子供をみんなで可愛いがる。 それはユダヤの割礼に似てるけど、あれほど気の毒ではない。 実際にその時代にどうだったか分からないけど、時代や国、宗教や人種によって結婚の形態って変わってくるんでしょうね。 私は今でも別にいいかなって思うけど。
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