村崎樹

面白い小説であるかどうかは1ページ目を読んだ時点で分かる、という持論のもとでいくと、この物語は1ページ目を開いた時点で間違いなく面白い作品でした。 手品というエンターテイメント性の高いテーマが物語全体の色合いを華やかにしているため、オスゴリラ(失礼)のママ、毒舌イケメンと関西弁外国人のマジシャンコンビ…等々の登場人物の濃さに違和感がありません。 染み入るような日常から徐々に心を解かされ、先生への気持ちを持っていかれたところでマジシャンコンビの登場。それを皮切りにやってくる怒濤の後半は息つく暇も与えません。 先生だけでなく、登場人物一人一人から愛が溢れるエンターテイメント小説!愉快で暖かい商店街の一員になりたくなること間違いなしです。
6件・1件
村崎樹様 この度は長いお話を読んで頂き、さらにレビューまで頂いてしまいまして、本当にありがとうございました。 恐れ多いお褒めの言葉、恐縮です…!登場人物は、もう自分の好き勝手に個性豊かには書けた気はしているのですが、いまいち、うまく生かしてあげられない子たちが居て、とても残念に思っています。 オスゴリラのマリアちゃん(笑)に「ブス!」と言わせるのが非常に楽しかったです。 後半の展開もかなりバタバタとはしてしまいましたが、楽しんで頂けていたら幸いです。 書き手様から頂くお言葉は本当にドキドキとしてしまいます。 このレビューも、宝物です。 本当にありがとうございました!

/1ページ

1件