最後まで読み終わったとき、 思わず肩から力が抜けました。 短編とは思えない 圧倒的な重量感でした。 自らを罪人と思って、 故郷に逃げ帰った主人公。 そこで出会った一人の男。 男女関係で深い痛手を 負ったひと組の男女に、 酷寒の北の海の暗さと 厳しさが重なって、 交響曲のような見事な ハーモニーを奏でています。 ラストは雲間からおぼろげに のぞく薄明の太陽ように、 わずかな希望を見出す・・・。 まさしく大人の恋です。 すばらしい短編でした。 ありがとうございます☆
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閲覧、そしてお星様ありがとうございます。 そして、レビューまで頂けて、嬉しいです(〃▽〃) 北の海で出会った男女の恋。 それぞれに抱える過去があり、素直になれないもどかしさと苦悩。 大人の恋は色々複雑ですね・・・ 深く読み込んでもらえて、作者冥利に尽きます。 ありがとうございました。
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