中杉紘史

作品が完結しないまま、次の作品を手掛ける……ただでさえ遅筆なうえに、完結させずに放置が多い自分。 やってはいけないパターン。分かっているのにやってしまう自分。 【結び目】【扉絵】【暗い家路】。どれも、過去の自分へと遡る話。読み手をほとんど意識せず、ひたすら自分の精神状態を平穏にするために作り上げる。 エンターテイメント無視した、身勝手な考え。 自分でも分かっているのだが、どうにもならない。 自分自身が自分の気持ちに追いつけない。 過去の自分に依存しないと生きられなくなっている。 だから、こんな作品しか書けなくなっている。 それだけ、現在を否定したいということ。 でも、どれだけ否定しても現在を変えられない。 だから、虚構としてねじ曲げる。 そんなことしかできない。 だれにも認めてはもらえない。 それしかできないから、そうするだけ。 それだけのこと……。

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