鮎川 未夢

カテゴリーを超えた純文学だと感じ入っています。 何度も繰り返し拝読しました。けれども、この読了後の感動を文章に表す力のなさをお許しください。 天海さんの悲壮感が痛いぐらい伝わってきます。 それらを包んだ春香さんの心情も切ないです。 翔生くんの生い立ちを考えると胸が苦しくなります。 あの場面では助ける手立てもなくて。 でも、翔生くんのお父様の気持ちも分かります。 誰が悪いわけでもないのに。そんなことが実際にあります。なので余計に感情移入しました。 どうしようもなく狼狽える人の弱さが丁寧に描かれていて胸を締め付けられました。 特に響いた言葉。捨てられるよりは─ 涙腺崩壊しました。 是非とも続きを読みたい。切実に思う作品です。
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鮎川さん、素敵なレビューをありがとうございます。クリスマスイベなのに苦いお話でしたが、なにか心に印象を残せたなら嬉しいです。 天海にとってはなにもできなかった過去の瞬間だけど、翔生にとっては父親との関係が変わった瞬間でもあります。これから翔生がどう生きていくのか、書きたいと思っています。
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はい。どう変わっていくのか。どう描かれていくのか。ずっと拝読していけたらと希望しています。

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