美森 萠

前作から引き続き読ませていただきました。 三年にも渡る片思いを無事実らせ、憧れの篠田先生とのお付き合いをスタートさせた琴音。 大人な篠田先生に甘くリードされ、幸せな日々を過ごしていたのですが……。 14歳もの年の差がある二人。 恋愛経験も少ない琴音は、篠田先生に子ども扱いされてるんじゃないかって不安に感じたり、背伸びをしてみたり。 お話の中に、恋をはじめたばかりの頃のドキドキがいっぱい詰まっていて、琴音がほんとに可愛かった。 彼女を心配しつつも煽る友人たちが琴音と繰り広げるガールズトークもリアルで面白い。 なんでもストレートに受け取って、がんがん篠田先生に体当たりしちゃう琴音がこれまたいじらしいんですが、先生だって冷静なふりしていてもやっぱりそうだよね。 二人を待ち受けるラストがまたロマンチック。 初々しくてキュートなクリスマスストーリーをありがとうございました!
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