桜吹雪

お邪魔致します。 今まで必死に 「まだ早い……まだ早い……!」 と、レビュー書くのを我慢してきましたが、給仕さんのお胸が最早殺傷兵器であることがわかった時点で、これまで血の汗と涙を流しながら堪え、抑え付けてきた欲求がとうとう溢れ出しましたので、勝手ながらレビューを。 魔王城(株)という設定からもう斬新で、「ああこれ絶対面白いパターンだ」と期待に胸を膨らませながら表紙を捲らせて頂きました。 問題は表紙捲った際の私の現在地が満員電車の中だったということ。 冒頭から「フハハッ」って普通に笑いましたよ、鉄壁の備えを敷いてたつもりだったのに。周囲からの引き気味な視線を浴びながら、本当にこの時ばかりは作者様を恨みました。 それは兎も角、序盤から強烈なインパクトを与えてくれる登場人物達と、時たま良い意味で軽ーい感じの地の文のおかげで、あれよあれよという間に作中の世界に惹き込まれていってしまいます。 魔王と勇者だけでも既に充分過ぎる面白さがあったというのに、それでは足りんと言わんばかりに次から次へと現れる個性豊かなキャラを持つ登場人物達。 みんな強烈なのに、誰一人として殺されることがない。個々のキャラが互いに絶妙なバランスを保ちながら展開するストーリーは、ほのぼの系ながらも爽快感に溢れ、口角の上昇を制御できません。 果たしてこの作品に飽きる日が来るのか、非常に疑わしいところであります。 ……とまあ何ともふざけた仕上がりになってしまいました。申し訳ございません。 最後に。 この素晴らしい作品を創り出して下さった作者様に、心から感謝と敬意を表しますと同時に…… 今後とも全力で応援させて頂くことを、ここにお約束致します。更新頑張って下さいね! ではでは。

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