綾崎暁都

最近の日本のホラー小説と言えば怪談ものが多く、西洋のドラキュラのような吸血鬼が登場する作品はあまり見かけません。 この小説を読んだ時当然の如くホラーものと思い読み進めましたが、不思議と怖さを感じず、むしろ人間ドラマの強い印象を受けました。 男子高校生である主人公が吸血鬼から咬まれ、それとは逆に能力を奪ったところからスタートします。 高校生の彼は家庭、学校、魔界の世界との関係をどのように行き来し、自分の進むべき道を切り開くのか? この先読み進めるのが、楽しい作品に思えました。 発想が面白いので、他の方もぜひ読んでみてください!
1件

この投稿に対するコメントはありません