しぶすん

遅くなりましたが、東北を襲ったあの震災から今日で四年が経ちました。 当時私は中学二年生の最後の日で、二日後に修学旅行を控えていました。 学校の終業式を終え、修学旅行の準備をしようと家に帰るときに突如学校が大きく揺れ、半ばパニックになっていたのを昨日のことのように思い出せます。 どうにか帰宅し、テレビを点けたらまさにその時、福島方面を巨大な津波が蹂躙しているところで、これが現実に起こったことなのかと目を疑いすらしました。 翌年度、私の中学校にも福島から避難してきた生徒が数名加わり、私の家にも福島の親戚が身を寄せたりと少なからぬ変化があり、しばらくは私自身も他人事に思えず戸惑うことがありました。 一万人もの命を奪い、未だ二千人もの人の行方がわかっていないという、あの未曾有の大災害から四年。 当時中学二年生だった私も来年からは社会人です。私にとってあっという間だったような気がしますが、直接被災された方々にとっては長い長い四年間だったと思います。 私に出来ることはあまりありませんが、せめて震災で亡くなった方のご冥福と一刻も早い復興を祈らせていただきたいと思います。
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