木尾荷 悠

 辛口批評場より、5ページほど読ませて頂きました。  少し、地の文について突っ込みどころが多いですね。初っぱなから「中世のヨーロッパのような町並み」とありますが、誰視点なのでしょうか。少なくともこの世界には「中世」という言葉も「ヨーロッパ」という言葉も存在しないはずです。ファンタジーの場合はこの世界のそういった言葉は出すべきではありません。というよりは、出してはいけません(鋏などの日用品ならともかく、概念が無いものが出てくるのは有り得ません)。  そして、擬音語というのはスピーディーかつ簡単です。ですが、その音がしている間何が起きているのか、また、何がその音を奏でているのか。この二つが抜けがちになります。なので実際は扱いが難しいものなのです。なので安易に頼るものではありません。  さらに説明となる描写が正直、最低限もありません。箇条書きで詳細が全然書かれていなく、状況がかなり分かりにくいものとなっています。  どのような文章が分かりやすいか、どのような文章が読みたいと思われるか、これを知り、さらなる向上を求めるには人の作品をもっと多く読む必要があります。この作品は、言ってしまえば読者に「優しくない」小説です。好まれる文章を書けるようになることを望んでいます。  以上。  イベントへのご参加ありがとうございました。
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適切な助言、ありがとうございます。 自分自身で引っかかっていたものが、明確に見えた気がします。 真摯に受け止め、精進したいと思います。 しかし、読者の視点に立つのは意外と難しいでしね。 ありがとうございました。
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 返信ありがとうございます。  「読者目線に立つ」これが簡単にできそうで一番難しいことです。これから先、立てるようになるかは分かりませんが、立とうとする努力を見ている人はきっと応援してくれるはずです。  そして、僕もその一人です。
描写を見直してみました。 もし、よろしければまた見て頂けると嬉しいです。 まだまだ稚拙な文章ですが、また「読者視点」での意見を頂けると有難いです。 それではm(_ _)m

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