宮澤 子建

最初に告白しますが、つまらなかったらマジで、途中で読むの辞めるつもりでしたw しかし、少しづつ読み進めようと思って、結局、最初で半分近く読んでしまいました これが自分にとって奇跡! 大概、途中で飽きて、しおり挟んで、後はちまちまパターン そうならずに済んだのは、文章が素直で読みやすいから たまに自己陶酔的表現過多の作品がある中で、読みやすさと表現力のバランスがちょうどよかった 文章がすんなり頭の中でイメージ化され、読み応えもあり、飽きさせない文章 バランスを重視する自分には、まさに大好物と言える文章でした 最初は「読みにくいかな」って思った中国語名(人名)も、敢えて漢字のままにしてあることが、物語の舞台「上海」から気持ちが離れることなくいられる 読みやすさ重視でカタカナとかにしちゃってたら、逆に雰囲気壊れてただろうって思うと、漢字のままにした作者の英断に頭が下がります 随所にある風景写真も気持ちを一気に物語の舞台につれていってくれるので、読んでて気持ちいい 物語の開始は挿絵(写真)と文章から、中華文化圏に見られる独特の派手さ(ネオンや看板などの彩色)をイメージしつつ、「夜總会」というワードが持つ華やかさと物悲しさ(これは自分の勝手なイメージだが)を感じられて、読んでてため息が出る思いでした そんな異国情緒を楽しみつつ、180度方向転換するように突入するSFワールド その展開の急さに少し戸惑いつつも、「あ、ここからSF要素なわけだ」と納得 SFの中でも生物学的ニュアンスの強い設定、お馴染みのワードの中にこの作品特有のアイディア(帰趨プログラムなど)が盛り込まれ、スローなナンバーが一転、アップテンポな曲に変わったような、まさしく「転調」とも言えるストーリー展開の妙に、まんまとはまった自分 そんなこんなであっという間に「あれ?続きは?」w 後はしおりを挟んで、続きを待つだけ 楽しみ^^ 小ネタですが、サモハン・キンポーの件、中華圏俳優、歌手をほとんど知らない自分が唯一、笑った箇所 思わず「燃えよ、デブゴン!」って叫んじゃいましたw 最後に一つだけ、個人的に少し残念・・・と言うか、ちょっともったいないなあと感じたこと きっと、読み手の中には自分のように、SF要素が大好きな人もいると思います それが分かるように作品概要にこっそりでいいから、記載してくれてたらうれしいなって思いました
1件・3件
宮澤さん、この度は身に余るレビューを寄せて下さり、誠にありがとうございます<(_ _)> 丁寧なレビューをかみしめて拝読いたしました。 この話は、私にしてはストーリー展開が遅めなので、宮澤さんが途中で飽きてしまうんじゃないかと 心配しておりました(^^ゞ SF内容の記載については、私の場合SFと呼ぶにはあまりに稚拙な内容で、「どこがSFなんじゃい!?」 と突っ込まれるんじゃないかと控えておりました。 でも宮澤さんにご意見を頂戴して、概要のところに加えたいと思います。ありがとうございました(*^_^*) 私の方、読むのが遅くてすみません。できるだけ早くレビューいたします。
2件
こちらこそ、スターやページコメントまでいただき、ありがとうございます ペコリ(o_ _)o)) 作品にページコメントがつくのは初めてだったので、うれしかったです 自分の作品は、恐らく誤字脱字のオンパレードで読みにくいだろうと思います(汗) 気にせず、ゆっくり読んでください^^ イベントとは別に、「悪魔が教えてくれたこと」の方も、以前から読みすすめていました 機会があったら、レビューさせて頂きたく思います
1件1件

/1ページ

1件