イベント『労働者平和文学クラブ』をオープンしています芦野と 申します。 この度は貴重な作品をエントリーしていただき 大変ありがたく存じております。 この作品は、北海道の室蘭を舞台にした 街の再生に情熱を燃やす人々の物語です。 地元新聞の一人の記者が、 ある記事をきっかけに、街の復興のまとめ役のような 存在になります。 記者らしい視点で、さまざまな問題を仲間たちとともに 指摘していき、 具体的な方法でもって解決していきます。 その解決の仕方が、大変すばらくしく 復興というものは、 ”物”の力でなく、 いかに”人々”が、自分たちの存在に気づき、 自分たちの良さを最大限に活かすかで 大きく変わっていくように思いました。 もしこのモデルを、街のゴースト化で悩んでいる人々が 真似をすれば、多くの問題が解決するような気がします。 どこかの生保のCMを見たのですが、 その中では、 人には、”人のやることに文句だけつける人”と ”失敗を恐れない人”がいると謳っていました。 また、先日、NHKの『プロフェッショナル』を 見たのですが、そこで、数多くのビジネスで成功を 収めている方(古本屋チェーンや”俺の”レストランシリーズ、中古ピアノの販売会社などで)がおしゃっていました。 ”失敗を語れる人間は信用できる”と。(だいたいこんな感じです) たぶん、この作品は、ビジネスで良い成果があがらないで 悩んでいる人たちにも 良いサプリメントになるような気がします。 きっと、大きな勇気を与えてくれることでしょう。

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