宮澤 子建

遠近法による錯視・・・そう見えなくもない作品だと思いました 手前にいる「ナメクジなめ」の髪を洗う女性・・・とも見える (「○○なめ」カメラ用語・・・かな?) もちろん、純粋に巨大なナメクジとも見える ただ・・・自分は遠近感ゆえの錯視・・・つまり、ナメクジは実際は画像でいう手前、すぐ目の前にいて、女性が遠くにいる そう見た方が怖い感じがしました この絵が怖いなと無意識に感じるのは、そこにあるのかもしれない ナメクジは女性に迫ってきてるのではない、この絵をみてるあなた(自分)に迫ってきているのだと こういうある種のトリックアート的神秘性をもつ作品が自分は大好きです 実際の有名絵画にしても同じです この作品を一目見ただけで、いろんなものが脳裏を駆け巡りました 庭で犬を飼っていた頃、大雨の後、ひっくり返っていたエサ入れを元に戻してみると、内側にべっとり複数のナメクジ・・・・ 「うわ!」ってなって水で洗い流そうとしたら、水に浮かぶナメクジが、細切りにされたシイタケに見えた、それ以来自分は・・・という、ありえないシイタケ嫌い オチは粗塩・・・・あ、そういえば、人間も生皮剥いで塩かけたら、ナメクジと同じ末路を辿るんだよな・・・という、どうでもいい科学知識 (塩分濃度に差による浸透圧により細胞から水分が抜け出します、ナメクジが塩に弱いのもその原理、つまり、ナメクジは細胞剥き出しなんですね。それはそれでこわ!) 僅か数秒の鑑賞でここまでいろんなものが脳裏を駆け巡りました まさに魔法・・・魔術・・・いや、呪術ですかね 文字ありの作品が示すとおり、怨霊の「呪い」でもこもってそうな、そんな作品だと感じました これをじっとみつめると呪われますって都市伝説つきでネットに流したら、けっこう噂になるかもしれない・・・みたいなW
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呪われる噂付きの都市伝説的なイラストって面白そうですね😃なんかそんなの描いてみたくなりました😃

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