OKKUN

 たんたんとした文体が ながれてゆく時間んの穏やかさを感じさせてくれます。  島民と兵士たちの日常も 統治という言葉からかけ離れた、信頼感あふれるようなものだったのでしょう。  国際紛争の常とはいえ 戦いは避けられぬものだったのでしょう。  隊長が島民に 声をあらげるように島外待避をめいじたのも、彼の一存だったのかもしれません。  それは 全滅を報告した打電、サクラ サクラ。  『敗残兵は 玉砕せり』 島民は兵士にあらず、の思いが込められていたように思います。    折しも、天皇 皇后両陛下が ペリリュー島を含めた島々の慰霊の旅にお出かけです。  この機に よき作品に出合えたことを 感謝します。      おやぢ
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OKKUNさん、今晩は。 拙作に素敵なレヴューを有難う御座います。 機会があれば、また寄って下さいね。 有難う御座いました。 新田 遼 拝

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