たすう存在

ファン・ランという言葉は初めてしりました。 二人の進む道のりは、修練や競争ではなく、タイムや時間を気にせず楽しく走るファン・ランであるとの意味なのでしょうか。 またバレンタインパートのバタバタとした真優ちゃんとは対照的な、どこかゆったりとした奏くんの語りのリズムはそれそのものがファン・ランのようですね。 デートでの彼の気遣いも、見栄や、相手に良く見られたいからではなく、ただただ真優ちゃんのためだというのがよく伝わってきて、奏くんにとっては正にそうすることこそがファン・ランなんだろうな、と思いました。 そしてそのランニングの行き着く先、そこにはまた新しいスタート。 事件らしい事件も起きない物語でしたが、バレンタインパートも合わせて、とっても素敵なきゅんストーリーだったと思います。 ありがとうございました。
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多数さん 楽しく走る。題名に困って、マラソン用語をあさって見つけました。物語は、全体的にストレートで纏めてみました。 泉乃さんの作品で投げられた真優ちゃんの想いに答えてみた作品です。 レビューありがとうございます!

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