あの『恋愛数式』の遠藤さやさんが、年の差きゅんではなく同世代きゅんをテーマに書かれると聞き、そして初の完全新作ということでものすごく楽しみにしていました。 ところが先攻多数さんが上げられたトスは当初のプロフィールから予想される展開を大きく裏切る、「敵を欺くにはまず味方から」的な魔球(くどいようだがトス)。いったいどうするのかとニヤニヤ…ゲフンゲフン…若い二人の胸の内に影を落とすあの事件を踏まえて、いつもきゅんとするラブストーリーを書いてらっしゃるさやさんが、どうラストに持っていくんだろうとドキドキしながら読んでいました。 が! さやさんはなんとその魔球を真正面から捕らえ、堂々とコートの真ん中に叩き込んだのです。 ライン際でもネットスレスレでもなく、コート真ん中です。清々しいほどの。 まず六三四(むさし)の、男気に惚れました。 多数さんサイドで多くを語らなかった彼が、じつは温かい優しさに溢れ、同時に武士の外見の内面で様々な葛藤があったことが分かり、胸が熱くなりました。 この感動は本イベントの形式の醍醐味ですね! また、彼の目を通して語られる一二三(ひふみ)ちゃんが可愛過ぎ! まるで、自分が六三四になって、彼女を見守っている気分になります。 多数さんから生み出されたキャラクターが更に違う顔を見せ、物語に共感すると同時に、 彼らが自分で踏み出し前に進もうとする姿に感動しました。もう涙で前が見えませぬ~状態。 とくに終盤の剣道の試合のシーンは必読! このシーンばかりは私は一二三ちゃんになりきって(年齢…?なんのこと?)手に汗を握り見守りました。 意外なようですが、さやさんはスポーツのシーンがいつもイキイキとしていて、臨場感に溢れてますよね! 多数さんから提起された問題を、決して力技ではなく、しなやかに、でも全力で結末に持っていっているあたりが、さすがたまちゃん! でも相手が相手だし(笑)きっとたくさんの苦悩があっただろうと思います。 それを文中には感じさせないこともさすが! あ、タイトル、私は大好きです。
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桐嶋さん、こんばんは。 『青春★ナインティーン』に素敵なレビューをありがとうございます。 褒められすぎて(褒め殺し?)アワアワしてますヽ(´o`;←慣れてない しかし、今の全力を出し切ったので…多数さんのジュークの世界観を壊さずに、少しでも私らしさを出せていたらいいなと思います(*´ω`*) 青春っていいよねっ。キラキラして眩しい!(遠い目) アハハ( ´ ▽ ` )ノハトメェ~←青春イメージ と言うわけで← これからもゆゑきゅんマスター目指して頑張ります♪( ´▽`) 最後になりましたが、いつも励ましと笑いをありがとうございます。 ラブー!
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