硫酸

最新ページまで読ませていただきました。 独創的ですね。いわゆる異世界転生モノのようですが、この作品は少し違う雰囲気が感じられました。 よくネット小説でありがちな、現世ではダメダメだった主人公が謎の力で異世界に転生し、チートハーレムになってしまう……のような展開とはまるで違いますね。 物語の冒頭で描写されているように、社会の荒波にもまれた普通の人間が普通に苦労し、普通に暗い過去を持ち、そして大切な親友とおじいさんとの絆を支えにして生きていく。そこだけでも十分に満足できそうな、味わい深い物語に感じました。 それが、不思議な現象が起こって主人公が異世界に迷い込んでしまい、勇者として覚醒していく、という爽快感あふれる展開が待っています。いいですね、やっちゃってください(笑)十分大変な生活を送ってきた主人公は、気晴らしに異世界を冒険してみればいいと思います。 冒頭での主人公の掘り下げが深いからこそ、その先にどんな展開が待っているのか、彼と一緒に見てみようと思うことのできる――そんな作品だったと思います。 これからほかの救世主も出てくるかと思うと、彼らがどんな性格をもち、どんな人生を送ってきてどんな選択をするのか、楽しみでいっぱいです。ぜひ、完結させてくださいね!
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こんにちは!レビューありがとうございます(´;ω;`) しかもこんなにしっかりとしたコメントをして頂き、感謝です(´;ω;`) ちょっとした裏話ですが、この作品を作るにあたって 「神様を絶対に出さない」とルールを決めました。 よく異世界転生モノで使われる『神様が現れて異世界に転生させてくれた』等の〝ご都合主義〟みたいなのを全部とっぱらいたくて(笑) 幻のような摩訶不思議な現象に、神様なんて曖昧な存在で理由付けをしたくなかったんです。 人には理解できない、夢のような不思議な出来事なんだから、突拍子もなくしたいなと思ってこんな始まりにしました。 なので主人公も多少の闇は抱えていますが、

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