岡田朔

多数存在さんと遠藤さやさん。どちらも私がとても尊敬するクリエーターさんのリレー小説という事で、個人的にとても楽しみにしていました。つまりファンだという事です。 でもファン故に、一点非常に心配な点がありました。 私は独特の空気感(雰囲気、色、匂い)を感じさせてくれる作品を書ける文士さんが好きです。それが途中で揺れたり変わったり、途切れたりする事なく作品を書ける、二人はそれいう力のある方です。 しかし、その空気感が全く異なるんです。 お互いの空気のまま書いてしまったら、きっととても違和感があるだろうと思いました。 だから、この『青春★ナインティーン』を読み始めてすぐほっとしたと同時に、やっぱり遠藤さんは凄いなと思わされました。 違和感を全然感じなかったからです。空気感を合わせるというのは本当に難しい事だと思います。 その上、バレンタインパート以上に心の声の賑やかな本作では、どのキャラクターも本当に魅力的に描かれていて、つい感情移入をしてしまうんです。 特に家族の関係を深く書いていたところが、遠藤さんらしいなと思いました。 人の心を書いて、100人いたら80人は思うところで泣かせる事が出来る。これは代表作「恋愛数式」でもそうですが、遠藤さんだから出来る事だと思います。 読者はシビアですから、泣かせようとすればするほど、シラっとしたりします。読者の心を掴む術を持っているというのは本当にうらやましいです。 ラストですが、多数さんの変化球に対して、真っ向からストレートで返したというところに、ゆるきゅん師匠らしさと誇りを感じました。 こうなって欲しいと皆が思う事に対し、そのまま書くと普通はありきたりと言われます。だから皆変化球を返すのです。 でも、ありきたりを書いて、感動まで持っていける人が時々います。 それはやはり天から与えられた才能というやつだと思いますよ。たまちゃん。 初の短編でありながら、堂々の完成度だったと思います。頁オーバーについてはお互いの課題ということで(笑) 次作にも期待しています。
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レビューが人気コメに上がるとかなんか恥ずかしいんですが(笑) イイね!して下さった皆様ありがとうございます。 折角なので、遠藤さや様のこちらの作品が参加しているイベントの宣伝を。是非足を運んでみてください。 青春★ナインティーンはペアの多数存在様の「足してジューク」/_novel_view?w=23524794よりお読み下さることを推奨します。 下記、「エブリスタのなんか」サークル派生のバレンタイン×ホワイトデーイベント作品リストです。 ※敬称略 アルファベットはチーム名 お互いの作
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朔ちゃんのレビューを読むと、「わあ、読んでみたい!」っていつも思うなあ(´∀`*) 個々の作品そのもの素晴らしさに、さらにキラキラのラッピングをしてくれるような愛を感じます♪ イベント紹介ありがとです☆
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詠波さん ありがとうございます。 そう言って頂けると嬉しいです。レビュー難しいですよね(笑) 愛だけはたっぷりですよ。
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朔ちゃん、こんばんは。 『青春★ナインティーン』に素敵なレビューをありがとうございます。 褒められすぎて、もしかしたらどこかで縦読みするのかもしれないと探しています。 ナインティーンはジュークの世界観があってこそ書けた作品で、私は多数さんから出されたたくさんの謎を一つ一つ解いていったに過ぎません。 一二三や六三四の行動や言葉に隠された感情を紐解いて書いてみて、やっぱり親方はすごいな…としみじみと感じました。 ここで言わずにレビューしなよ、なんですけどね( 笑 ) だから、すごく楽しくワクワクしながら書けた作品でした。 ええ、そのわりに書くのはかなり遅いですよ(´∀`; )ふふ いつも温か
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