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惜春
うたうもの
2015/5/5 22:55
大好きな春を惜しむ一方で、大嫌いとは言っても、あの日の夏を、あの日の君を、本当は待ち望んでいる“僕”。 それでも“僕”は、あの日のトラウマを乗り越えられずに、春に閉じ込められている、そんなふうにとらえられました。 そして“僕”があの日を振り返り、“僕”自身に自問自答を繰り返すうちに、徐々に“僕”の心が溶けてゆくのを感じ、前を向いて停滞していた桜前線と梅雨前線が動きだしたのを見、“僕”の中の季節がようやく新しい季節に移り変わるのを感じて、高揚感を覚えました。 「スロースタート」が個人的に好きです!自分自身がスロースターターなのもありますが、いつだって、始めるのに遅すぎることはないと思いますので!
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