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八割のノリ、二割の適当。
岡田朔
2015/5/8 21:16
この詩集には、人生における大切な瞬間がいっぱい書き記されているなと思いました。 在りし日の事を想い返すと私にも(同じだとは言わないですよ)何かを失ったり、懐かしさを感じるようになったり、自分の不甲斐なさに唸りたくなったりした日々があったわけです。 でも段々大人になったという事にしなくてはならなくて(大人になんて誰もいつになってもなれないんだと私は思います。フリしてるだけです)、そういった日々を忘却の彼方に追いやってしまう。もしくは想い出という言葉で片付けてしまうようになる。 だけど、ここにはそういった痛みだったり懐かしさや優しさみたいのの原石がいっぱいあって、そういったものが心の中にえいっと何か投げかけてくるわけです。だから、きっと大人が読むといいと思います。何かしら感じるものがあるんじゃないかなと思うので。 これが詩であるかとか詩ではないとかそういうのどうでもいいと思います。 私は好きです。表紙も中身もあとがきも。 何より読んでメイショウハヤオウさんが好きになりました。 素敵な作品をありがとうございました。
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岡田朔