吉田安寿

 全寮制で学校にカンヅメ状態。年頃の女の子だったら「もっと外で遊びたい!」と思うのが普通。  クラスメイトが一人一人消えていく。そこに暗躍するように現れる牧師の多々良さん。う~ん、怪しいじゃない、彼。(笑)  そんな不気味な学校から「出たい!」ともがくけど、実は……というどんでん返し設定が、なんとも砂糖さんらしいですね。  さて、砂糖さんはこの作品でノベリスタに投稿なさるとか。しからば、尾花が気になったところを申し上げます。 ・P21「合い引き」→「逢引き」、P30「通りで」→「どうりで」漢字なら「道理で」でしょうか。 ・多々良さんのことを生徒が「牧師様」と呼んでいますが、ミッション校出身の尾花の経験では、「牧師先生」もしくは単純に「先生」と呼んでいました。 ・牧師というからにはプロテスタントだと思うのですが、基本的にプロテスタント牧師の格好は普段着です。聖公会やルーテル教会という派の牧師は、決められた牧師服のようなものがあるようですが。 おそらく砂糖さんがイメージされているのは、黒くて裾の長い学生服のような服ではないですか?白いカラーの。とすると、あれはカトリックの司祭服です。  ただ、多々良さんは昔の方なので、そのころの牧師は制服があったのかもしれませんので、これは参考までに。  あと、結局はしなかったから関係のないところですが、「悪魔払い」もカトリックのものです。  全寮制でミッション系というと、やはりプロテスタントよりカトリックの方が合うと思います。カトリックは閉鎖的なところがあるので、よりお話に奥行きが出るかと…。  もうひとつ気になったのは、屋上で「この世界がループしている」ことを教えてくれた和久田さんの存在。彼女は、玲奈さんが創り出した世界で唯一自我を持っているようなスタンスでしたが、それはどうしてでしょう?私の読みが甘いのかな(^^ゞあ、もしかして、玲奈さん自身の「この世界を出なくてはいけない」という深層心理の具現化でしたか? ストーリーの構築については申し上げることはございません。多々良さんの時空を超えた想いが切なくてきゅん、としましたし、DVなど、社会的な問題も盛り込んでいて考えさせられました。 おもしろかったです!!    
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尾花さんありがとうございますー!ヽ(;▽;)ノ すごく丁寧で親身なアドバイスに感謝感激です。 変換ミスをいち早く訂正し、ミッションをカトリックに。牧師様を神父様に改変しますー。 危ない危ない(*´∀`) 締切二日前でギリギリセーフ! 尾花さんがミッション校出身で、首の皮1枚で助かりました(*´;ェ;`*) 和久田ちゃんについてはお察しの通りでございますー。 あの世界の中で、出てきた人物たちがやっていたことはみんな玲奈の願望を投影しています。 恋に浮かれたり、友人と楽しく食事したり……。 和久田ちゃんは、いつまでもここにはいられないという焦りとこの世界に対する疑念。 飛び降り
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締め切り2日前でしたか!お節介でごめんなさいね(^_^;) な~るほどぉ、和久田さんのあれはそういうことでしたのね。納得。 ダミアン編喜んでいただけて幸いですヽ(´▽`)ノ

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