Mr.ジン

 今日、我が家の小さな小さな愛娘が、天国へ旅立ちました。  我が家のアイドル的な存在だった、セキセイインコの あおちゃんです。  この子は約7年間、私達の家族として一緒に暮らして来ましたが、元々身体内部に何か障害があったのと、AGYという病気も抱えていました。  今でも覚えている。  私とあおちゃんの、最後のやり取り。  言葉ではなく、眼と眼での会話だ。 「父ちゃん、もうダメ」 「今、薬を処方してやるから、がんばれ。母ちゃんが医者に連れてってあげるから」 「苦しいよ」  しかし、その日の午前中に息を引き取ってしまった。  今思えば、良く7年間もの間、身体の具合が悪かった筈なのに私達に懐いて、明るく楽しく接してくれていたものだと驚くばかりです。  私は今、あおちゃんの亡骸を荼毘にしながら酒を飲んでいる。  段々焼けて骨だけになっていく、あおちゃんを見ながら、雛鳥の時、初めて飛んだ時、私達を個別に認識して懐きだした時、甘えん坊な時・・・  色々と思い出しますね。  掌に乗るくらい小さな小鳥でしたが、人間に負けない程に感情の豊かな娘でした。  天国てへ行っても自由気ままに 、その愛らしい姿としぐさで、これからも皆から愛される存在でいてほしいと・・・  心から、願わずには居られない。

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