東亰チキン

読みやすく、思索と外の世界の様子がうまくバランスしている作品だと思いました。アジアンな情緒も物語のスパイスになっています。 ピストルより、兄貴の手の方がはるかに冷たかった──いいフレーズです。心情と相まって心にストンときました。
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東亰チキンさん 拙作へのご高覧及びレビューどうもありがとうございます。 実質、処女作に近い位置づけの作品なので、評価していただけて嬉しいです。 戦前の上海は「東洋のパリ」とも言われ、東洋と西洋の融合した魅惑的な雰囲気の都市でしたので、そんな空気の一端でもお伝えできれば幸いです。 「兄貴」といってもヒロインの実兄ではなく、裏社会での上司ですから、非人間的な足枷を加えてくる存在なのです。 それでは、また。
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