冬華

一気に読みました。 どこにでもいそうな二人。 良くある出会いから恋人同士になる迄も、自然に感じながら読んでました。 失恋の特効薬は新しい恋みたいなのってあると思うんです。 沙樹は傷が塞がってはかきむしって、自信とかも失くしていったのかな。 心は目に見えないから、だから形として見せてって感覚、無理なんだけどとてもわかります。 歪んでいった関係から喧嘩になり物語が一転してから、駆け抜けてくようでした。 面白かったです。
・1件
冬華さま レビューをありがとうございました。 特別じゃなくごく普通の男女の始まり、でもそこにある捻れて歪んでしまったもの、そういうのを書きたくて、こういうお話になりました。 目に見えない、分かってるし愛の形なんて無いのかもしれないのに求めてしまう。 形なんて無いのよ、なんて分かってるけど、でも分かりたかった。 どん欲なこの感じ、誰にでも少なからずあるんじゃないかなって。 わかる、そう言っていただけてとても嬉しいです。 ふたりとも救われて欲しい。求めつくして破滅して欲しくない。 書いた側ですが、そう願って病みません。 ありがとうございました。

/1ページ

1件