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第2話
森永ピノ子
2015/7/11 8:39
辛口レビューからきました。 良い点: キャラクターが立っている。地の文も十分に書ける。 改善点: 冒頭の描写が少ないかな……あとは文の作り方。 たとえば「家が燃えている」では「誰の家が燃えているの?」という疑問が浮かんできます。 それ以降は地の分が書き込まれていたので、あえて削っているのかなとも思いましたが、もうちょっと描写を増やしたほうがいいです。 あとは文章の圧縮かな。 たくさんの意味を「ひとつの言葉にまとめていく」という作業です。 まだ若い作者さんですが、年齢に比べて語彙力(たくさんの言葉を知っている)が高いので、書き続けることによってより成長していくと思います。 あと……顔文字はあまり使わないほうがいいかな(笑) まずギャグ化します。あと嫌いな人も多いらしい(私は好きですけど) とりあえず文体はまるで違うし使えませんが、即席で作った私なりの冒頭を書き込んでおきます。参考にしていただければ幸いです。 「助けて……助けておにいちゃん」 轟々と燃え上がる自宅―― 藁屑のように焼け落ちていく……私の身体…… 「――熱い……熱いよぅ……」 赤い蛇が巻きついた白い手足が―― 水風船みたいに膨れ上がった血色の皮膚が―― 真っ黒な乾いた音を立て、ボロボロに崩れ落ちていく。 ――死ぬの? 「嫌だ……」 ――私は独りぼっちで焼け死ぬの? 「こんな最後は……絶対に嫌だ……」 涙が沸騰し蒸発する世界の中で――私は救済(すくい)を求め続ける。 “生きたい―― 死にたくない―― それなのに――” 「どうして……助けてくれないの……」 ――――おにい……ちゃん…… センスも書く能力もある方なので、これからだと思います。 頑張ってください。
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