【コメント】

レイン(休)

兄と母が体験した実話を書かさせていただきます。実家に帰省すると未だに話に出てきます。私がまだ2歳ならないくらいで兄は４歳。私は幼すぎて記憶がないのですが兄と母は恐ろしさでまだ覚えているそうです。ある夜、父の親友が若くして亡くなったということでその日は葬式に父だけが出かけていったそうです。私達３人は食事も終わり団欒を経て父がまだ帰らない中就寝しました。すると真夜中の静かな家の中に突然響く、ドーン！！ドーン！！ドーン！！ドーン！！という音と振動。何事かと思い母と兄は飛び起き、よく気配を探ってみるとどうやら二階から聞こえている。その音は柱を拳でおもいっきり殴るような頭突きをするような激しい音でした。恐怖にかられているとその音は止み、しばらくして今度は階段をゆっくり降りてくる足音。既にパニックになっている2人。どうすることも出来ずただただ震えていると足音は玄関へ向かっているようで、ガラガラっという音と共に外へ出て行きました。時間を空けてから母が玄関を見に行くもきちんと閉まっていたそうです。推測ですが、父の親友が最期のお別れにやってきたのではないか、と2人は話しています。ありがたいような傍迷惑なような挨拶もあったものです。

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