星奈

恋をしてる、しかも両思い、しかもプロポーズまでされてる! 幸せの絶頂にあっていいはずの時期なのに、凪、何故あなたはそんなに心が不安で揺れるの?  ……それはまさしく恋をしているから。 捕まえたはずの彼の気持ちなのに。このままの関係でいいんだろうか。 だから凪はある決心をします。 そしてお相手のクールガイ(なはず)の片岡さんも、頭ではこうあるべきだと自分を律しようにも、凪への強い感情に揺さぶられていくのです。 好きになればなるほど、これでいいんだとはなかなか思えない。 もっともっとと思い、自分も欲張りになるし、相手のことも、またいろいろな状況も考えてしまう。 そんな恋する人たちの揺れる心理を、柴谷さんはいつもどおりの見事な筆致で描きだしています。 このお話を読む前に、大事なことがひとつ。説明に『この作品は、「続・ジュリエットの憂鬱」1話と2話の間のエピソードになります』とありますが、当たり前ですが、これ大事なんです。 第2話の始まりでは、第1話の終わりに比べると、二人の関係がぐぐっと進展しています。その時期にいったい何があったか。 それがこの ”課題『愛のある風景』” を読むとわかります。 なので、すでに第1話と第2話を読まれた方も、ぜひそちらも読み直してみると、この ”課題『愛のある風景』” に描かれていることの意味がさらによくわかります。特に片岡さんと子供のエピソードとか、課題の絵の意味だとか。「あ、そうか!」 みたいな隠し絵を発見した気分で、もっと早く読み返せばよかったと思いました。 あとがきによるとこの二人のエピソードはまだあるそうで♪ 公開を楽しみにしてます。あと、片岡さんのお兄さんたちのお話も♪ 素敵なお話をありがとうございました。(^^)
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わああん、星奈さん、ありがとうございました。 素晴らしいレビューで、さらに感動しております😢 嬉しい~✨ 片岡さんと子供という、隠された部分にも触れていただいていて、びっくり👀 そうなんです。所々に今までのお話とこれからのお話の影をちらちらと織り込んでおります😃 本当にありがとうございました! また、キリ番踏めるように頑張ります🎵
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あんな感じでよかったですか? やー、以前読んだ前後編を再読してよかったです。 こうつながってるのねー、みたいな。 柴谷さんのを読んで、相変わらずの雨の描写に惚れて、エッセイまで書いちゃいましたw 私としてはアメリカにいって離婚したお兄さんのことが気になります。 そのうち書いてくれますよね? ね?ね?(しつこいw)
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