autumn

半分は物語のプロローグ的なものを読んでるようでした。これで完結の予定だったのでしょうか。 続編があって良かったです、じゃなければもったいなさすぎます。 とても安定していて読者を不安定な気持ちにさせず、しっかり読み進めることができます。 そしてその面白さにあっという間に読了です。 ストーリーが好いし各々の登場人物が魅力的に書かれ設定から世界観まで楽しめます。 ツルギ少尉が戦闘の最中、死に向かう内面の描写が逸品でした。 (既に知ってる、諦めたような) モカの可愛すぎる言動 アギトの葛藤 マモリ少佐が抱えた重石 書き手のちょっとした拘りとか持論的なものがちゃんと伝わってきて作品に奥行きがあります。 なので譲らない精神は、語彙と文体にも現れてますね。読んでいてしっくりくるという感じでしょうか(笑) 主人公四人を中心にどんな層を成していくのか期待感でいっぱいです。 引き続き読ませていただきますm(_ _)m

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