幾多圧軋

イベントへのご参加ありがとうございます。 当方、現在正に高校三年生なもので、物語の序盤に出てきた『進路』という言葉が胸に突き刺さりました。 甘口とのことでしたので、それではレビューをば。 まず、感じたのは、とてもハイレベルな作品だなと言うことです。 主人公の心理描写を中心に一人称視点で描かれる物語はどこか甘酸っぱい印象を受け、また、瑞々しい表現の数々は肌触りがよく、滑らかに読める作品だったと思います。 物語を飾り付ける世界設定も素晴らしい。 「ゲートのことは成人すると忘れてしまう」。この部分の儚さを感じさせる、幼い頃に読んだジュブナイル小説を思い出させるような雰囲気が個人的にとてもキました。 ただ、「」一つの中の各登場人物の台詞の量が多すぎて、多少テンポが悪くなってしまっているような気がしました。 けれど、それも些細なこと。とても楽しませていただきました!
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レビューして頂き誠にありがとうございます。指摘までして頂き、感無量です。 今後もお暇なときがあればお読みになってくださいね:D

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