月宮 雪

小説応援サークルからレビューを募集している作品とのことで来てみました。 月宮雪と申します。 限界まで無駄を省いたというこの話、私はすごく面白いと思いました。 無駄を省いているからこそ、余計な人間の心理を挟まずにすむので、とても読みやすかったです。 また、もしももう一つ省こうというのなら、ケンという名前はなくてもよかったのでは?とも思います。 ただ『少年』と書いて見たら、元々の話をより一層思い出させてくれるのでは?と、感じました。 作中で『ケン』と呼ばれることはなかったみたいなので……。 しかし、名前を付けることで特別性を出したいとか、最後に『狼少年』という記述をすることで元の話を印象付ける役割をもたせているとか、そんな印象は受けますので、どちらが良いとも言えません。 名前をつけるかどうかは、完全に好みの問題になりそうです。 とりとめのない素人の意見で申し訳ありませんが、私の意見、感想は以上です。
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レビューありがとうございます。 ご指摘の通り、少年の名前は会話に出てきませんね。 あえてケンという固有名詞を使っているのは、原題の「羊飼いと狼」よりも「狼少年ケン」のほうが周知されていると思ったので使用しているだけなので、月宮さんの仰るように「少年」で一貫したほうが良いかもしれないですね。
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どういたしまして。 私は「狼少年ケン」という名前の方を知らなかったので、感じ方が違ったのかもしれません……。 少しでもお役に立てたなら、よかったです!

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