FUUGA

鳥とりさんへ こんにちは。イベント参加ありがとうございました。軽快でギャグセンスが秀逸なライトノベル。読ませて頂きました。レビューします。 まず感じたのは、よく練られたテンポ。真面目に笑わせることは、案外難しいものです。しかしこの物語では、テンポよくキャラクターが動き、会話し、ボケてつっこむ。何度も笑わさせて頂きました。例えばp.16、「つまりそういうことか!なるほど、わからん」。のりツッコミが上手になされていましたね。 一番笑ったのは、p.13「自分の目の前で完璧に踊っている―――俺を」でした。描写をし、読者を引っ張ってから、このオチ。お見事です。 また、孤独を好む主人公の、心理描写もありましたね。p.5などでは、「プライド」という単語が。そうです、孤独を好む人は、プライドがある人が多いですね。考えられた言葉の選び方でした。 鳥とりさん。どうぞこれからも、基本に忠実な書き方をなされますように。取り分け、文法と句読点に注意されますように。p.4「ここは森でも、ましてや山なんかではない」とありました。「でも」は必ず複数回出さねばなりません。「森でも山でもない」です。p.5の文「俺が転入することに……ダルそうな返事をした」は、冗長なうえ、意味が掴みづらくなっています。他の箇所でも同様の原則を当てはめてください。 誤字を一点。p.30「以外」。 楽しい作品をありがとうございました。 FUUGA

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