最初にこのタイトルを聞いたとき『これはギャグだな』と思っていました。 ですが、いざ物語を読み進めていくと…泣きました。 2回読み返して、同じところで涙しました。 もともと涙もろく、とくに子供には弱いのですが、この物語で涙したのは、単に花ちゃんの健気さやいじらしさだけではない気がします。 (もちろん、それもありますが) 花ちゃんのニャンコポンへの思い、お父さんへの思い、 またニャンコポンから花ちゃんへの思い、そして彼の願い 2人(?)からは、優しさ…それも献身に近い無償の優しさを感じました。 そんな深い優しさを見せてくれたら、そりゃあ泣けます。 読む前は、『ふふ、ニャンコポン(笑)』って笑いながら名前を呼んでたのに(←失礼)、読み終わったら『ニャンコポンンンン(泣)』ってなりますからね。 どこか郷愁を感じる舞台、個性的で温かいキャラクター、テンポのよい展開… うちの娘がもう少し大きくなったときに読んでほしい物語だと思いました。 願わくは、この物語から『何か』を感じられる子に成長していますように。 素敵な物語をありがとうございました 追伸:臼田さん…そうきたかー!そういうことかー!
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