菅原 和奈

サークルから来たものです。 作品を読ませていただきました。 とても純粋な作品だな、というのが第一印象です。 主人公の成長に合わせてストーリーを進めていくというのはとても面白いアイデアだなと思いました。 作家様が目指しているものと私が抱いた感想に差があるのかもしれないのでここからは参考程度にお読みいただければ幸いなのですが……。 個人的には時間の経過が速すぎるような気がします。 特に小学生のパートはあまりにもササッと過ぎてしまい、とても印象が残りにくかったように感じました。 これは私が以前いただいたレビューで言われたことなのですが、小説はラストのどんでん返しよりも冒頭でいかに読者を引き込むことが出来るかという方が勝負なんだそうです。 ですので、私の場合は最初の1ページは読者が緊張感(というのでしょうか(苦笑))を持てるようなところから始めるようにしています。 例えば、唐突に主人公が必死に誰かを探しているシーンですとか……。そこから遡って丁寧に描写していく。 1ページ目の展開にどのようにたどり着くのか、読者に色々想像してもらうというのも一つの手ですよ!! 長々と書いてしまい、申し訳ありません。作者様の思いがこもった作品だと思いますので、これからもゆっくり読まさせていただきますね。
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