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『二夜目の魔法はペナン島で』
にゃんデッド
2015/11/2 1:04
コメントにも書いたけどめちゃめちゃいい話じゃないですか。不覚にも胸の奥にじわっとくるものがありましたわ。冒頭の二人のやりとりにやられましたわ。忘れたころに出てくるんだもん。こういう演出弱いんですよ。うわあああん……。 どうでもいいですが私の出身校、来年リアルに創立130年を迎える超古い高校なんですよ。戦前まで旧制中学だったっていうアレです。創立五十周年を記念して建てられた赤煉瓦のとんでもなく古い建物が合宿棟だったりしました。しかもド田舎の三流名門校なので、例えば私の一族なんか曽祖父の代からほぼ全員その高校を出ているくらいの土着ネタ付き……。私が在学したころは既に怪談ブームが過ぎ去った時代だったので七不思議とかは話題にすらのぼった事がありませんでしたが、思い返せば40個くらい怪談があってもおかしくないなぁ、ってこの作品を読んでて思いました。戦争で死んだOBの亡霊とか。……ぶるり……そういえば部活の夏合宿で、合宿棟から誰もいないはずの旧校舎の中に懐中電灯の光みたいのが見えて、宿直の先生でもいるんですかね? とか布団の中で先輩と会話した記憶がありますが……キャアアアア!!!!←これガチ とか忘れかけていた記憶を呼び起こしつつ、『獅子舞とゴブリンのハーフ』タグががっつり回収されているのを見てニヤニヤしていました。いいぞ、もっとやれ! ああっ! よせ、懇切丁寧な指導者め!! 何て事してくれんだちくせう!! なんだかんだ雑な方の48不思議も本当に異変が起こることの前兆としていい仕事をしてて、うまいなぁと感嘆。さすがたっすう。ちなみに戦時中、本土決戦に備えてロボの代わりに地下帝国を築く計画が本当にあったそうです。群馬県の山奥にそのための穴を掘った坑道が残っているのだとか。 ちょっとノスタルジックになったのは私だけかもしれませんが、オーソドックスな学校の怪談と見せかけてたっすぅ味でぴリリと辛みを利かせた良作、楽しませていただきました。 やべぇ。レビュー脇道に逸れすぎたw長々とさーせんw そうだ。書き忘れたけど魔方機は方の字を生かして、もっと人型のシルエットを削って立方体みたいな形にした方がきっと萌える!!
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たすう存在
2015/11/2 10:07
長くてギッシリのレビューだ(∩´∀`)∩ワーイ ……って、思ってたらほとんど自分の思い出話じゃないか(´・ω・`) そしてあの使いにくいゴブリンと獅子舞のハーフの犯人はねこさんだったのか( ゚д゚ )!! 魔方機はそうだねえ、どっこも箱型じゃないよなあって思いながら描いたんだけど、実は胸から垂れ下がってる陣羽織みたいなのの通称を「もみあげ」にしてタグを回収するつもりだったんだよね。 何にしてもレビューありがとう。 僕もアルコールいれて猫さんのレビューは書くことにします。
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にゃんデッド