紅地蔵

こんばんは。紅地蔵です! この度はイベントご参加頂きありがとうございます。 お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。 クジラは空の夢を見るかーーこれは本当に素晴らしい作品だと感じました。 ジャンルも含め、人それぞれかもしれませんが個人的に今まで読んだ中では最も良かったと思います。 確かに内容こそ一見淡々としているようですが、幾度か読むにつれ、この物語が醸し出す何か儚く切ない…何か。 それに触れることが出来るのです。 物は物でしかありません。機械もどこまでいっても機械でしょう。ですが、それに“名前”が付いた時点で、もうそれは、それを取り囲む者の感情と一体をなす気がしてならないのです。 ですから、すなわち、ここではそれが“チャーリー”です。 そのチャーリー、否それを生み出した研究者の気持ちが伝わってきた時、何か切なさのようなものが込み上げてきたのです。 非常に素晴らしい御作品だと思います。 今まで宣伝文句レビューをしてきた中で、最もこの小説へのレビューに時間がかかりました。 最も是非実写化、映画化して欲しいストーリーの一つです。 それほどの良作、いえ傑作だと感じております。 これからも是非応援させて頂きたいと思います。
1件

この投稿に対するコメントはありません