坂本 大太郎

(応援)初めて、レビューを書かせていただきます。  ふと、考えます。僕らが住むこの世界とは、別の世界があるのだろうか?  その世界ではどんな人が生き、どんな音楽を聴き、どんな技術が溢れているのだろうかと。そして、どんな物語が好まれるのだろうか?  さて、この物語では、登場人物が異世界に行き、様々な職人魂を故郷に持ち帰ろうと努力します。  ただ、それはファンタジーの皮を被った現実なのではないか? そう思えてなりません。  人が成長する瞬間、個人という世界から手を伸ばして、他人という異世界に触れる。  そうやって得た物は、閉じた世界で得た物よりも、輝いている気がします。  僕も、「ちょっと拝借してきます!!」と、新たな世界に踏み出したい。そう教えてくれる作品でした。  冒険も、恋愛も、ドキドキも。読み易い文章に加え、独創的な世界観は、作者様の才能なのでしょう。(それこそ、ちょっと拝借したい!)  もし、続編があるのなら、次の世代の物語を熱望してやみません。あの二人の血を継ぐ者が、新たな世界に踏み出す瞬間を、ぜひ読んでみたい。  新作も楽しみにさせていただきます。  では、良い夜を。  (深夜二時。この時間帯に飲む焼酎は美味しいですね)
1件・1件
レビューありがとうございます! この作品で「新たな世界に踏み出したい」と思っていただけて光栄です。 次世代の物語も面白そうですね。いつの日か番外編として挑戦してみたいです。 その時はまたよろしくお願いします。 坂本大太郎さんの貴重なお時間を「職人魂~」に使って頂き、本当にありがとうございました。

/1ページ

1件