たすう存在

(応援) まずはタグ100個回収の偉業お疲れさまでした。 ご存知ない方のために説明を加えますと、本作品は〝タグ〟呼ばれる出題者任意のセンテンスを回収するという縛りのもとに執筆されています。 つまり落語でいう三題噺のような感じです。 ですので本作は百題噺ということになり、ちょっと常識では考えられないようか制約だと言えるかと思います。 ──では流石に、百の題に振り回された作品になってるのではないか? 本作はタグに振り回されることを楽しみ、物語を操ることに見事に成功しています。 そしてタグ回収という縛りから離れて本作を読めば、例えば初期の村上龍作品のような前衛的、実験的文学という読み方もできます。その場合は奇才・異才といった評価が与えられる作品でもあるしょう。 シュールなどという使い古された無意味な概念に落ちてしまわず物語として成り立っているのは、ひとえに語り手であり、視点者であるぽっぽの無垢な人柄(?)ゆえではありますし、そういった主人公を描くことができるのは、荒木功さんならではだと思いました。 不思議な世界観なのにどこか暖かい、素敵なハロウィンの一夜をありがとうございました。
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お忙しいところレビューありがとうございます。 こんなに素敵なレビューも久しぶりで本当に頂いて良いのか迷うところです💦 盛大に誉めすぎのような気がします。もう少し。今度は感動をと思いながらまるで力量が達していないのが私の悩みです。 タグ縛りの作品書いていて凄く楽しかったです。 今日は本当にありがとうございました。これからのイベントも楽しみにしています。

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