梅虎

『何時も星やら応援やら有難よ。お前さん達にゃ流石に、頭ぁ上がんねぇわ』 「……普通に上げているモノはなんだ」 『顔だ』 「貴様……頭が良いな…」 『いや?顔が良いだけだぜ?』 「そのへのへのもへじがか?」 『…一応、鹿のフンじゃねぇし良しとしとくか…』 「しかし…梅虎は大丈夫か」 『あ?』 「何やら病に…」 『あぁ?まぁ…相方が風邪引いちまって、ブチギレてたがよ。アイツぁ…鬼の様に元気だ』 「…」 『ま、ガンバが準優勝だのよ…クラブW杯が昼間は逆にキツイだの―』 「待て。何故スラスラ異国の…貴様、土方では無いな」 『遅ぇわ。つか土方だっつの』 「現代版の方か…紛らわしい」 『服見りゃ一目瞭然だろが』 「何用か。俺は土方と―…ま、まさか…」 『フッ…お知らせってヤツさ』 「貴様らに構っている暇は無い…俺はモノガタリが氣になって氣になって、寿の朝餉に奇妙なモノを出してしまったのだぞ」 『知るか!テメェらの話に手こずってっから話進まねぇんだ!テメェらのせいだろうがよ!』 「ッ!…複雑ッ…」 『ったく…。俺は只、そのモノガタリの…星に感謝して何故か礼はコイコイでするっつう―』 「ソレはそれで良いな」 『…立ち直り早ぇ…』 「何時だ」 『こ、今週中じゃね?』 「…そうか。更新した時は狼煙を上げてくれ」 『いや、火事と思われっから…俺、消防の人だから。のろし?何時代だよ…』 「そういえば…梅虎が短編を」 『あぁ…ナガラ…って話だろ。良かったら読んでみな。サクっと終っちまうからよ』 「時が無いとほざきながらあの愚か者めが」 『一晩で書いた短編だからよ、相当…荒ぇぜ?』 「その鼻息の荒い梅虎の病は」 『フン。只の…恋煩いだ』 「誰に…俺は要らぬ」 『俺も要らねぇ。高杉さ。あの野郎…悪化してよ。新作っつう文字にまで異常に鼻息が』 「晋作病か。秋口から怪しげな鼻息を放っていたが」 『近頃は店の並び待ち表にもよ…高杉ってよ…ヤバくね?』 「土方と高杉は普通に使っていただろう」 『…マジかよ!やめろ!』 「土方と呼ばれた瞬間、ニヤリと」 『お、お前!名字は!』 「朝比奈だ」 『嘘付くんじゃねぇ!』 「故に、分かるぞ梅虎…その、想い」 『…ハァ~…兎に角、この馬鹿野郎共は…重症だが、お前さん達ゃ風邪引くなよ?』 「また近々」 『俺も重症か…』
2件

この投稿に対するコメントはありません