北沢あたる

(応援)「メア」とは、異形の影を持つ者。異形の影も、個々によって異なり、形は主に、ギリシャ神話や古代文明に登場する半獣や獣。 「影」を主としたスペックを持つ人々たちにも、「魔使い」と呼ばれる影を具現化出来る能力や、「影切り」と呼ばれる影で造られた剣で、影を絶つことの出来る能力。 更に、メアを鎧のように体に纏える能力や、黎明界と呼ばれる影の向う側にある世界に行き来出来る能力など、多種多様。 「影」という1つのものから、緻密に考えられたその能力に脱帽しました。物語の中で悪役になるのでしょうか?宗教団体「影の救い手」の教祖・影光が鋼に圧倒的な力を見せつける場面では、緊迫感のある描写力に手に汗を握りました。 物語の終盤では、舞台を黎明界に移し、アバターさながらの大スペクタクルが展開されます。 メアを纏った者たちの戦いの様子は、色鮮やかで、激しいバトルをしつつも、どこか絵画を彷彿させます。 個人的な意見ですが、私は、影光が引き金となった宗教戦争の様子を、作者様の臨場感のある圧倒的な描写で描いて欲しかったと思います。 メアを持つ者がどこから生まれたのか?謎は謎のまま終わるのではなく、きちんと完結されています。 風使とダイダイの初恋が上手くいって欲しいと思っていた私としては、読み終わった後、少し切ない気持ちになりましたが、本当の意味で風使の中でダイダイは生きていることになるのだから、これでよかったのかなとも思います。 読み応えのあるファンタジーを読みたい方は是非!とオススメしたいです。
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北沢あたるさんへ 今日は。 こちらにまでもレビューして頂き、大変嬉しいです。 そして、褒められ過ぎていて、恥ずかしいです。 幻想的な部分の少ないファンタジーですが、楽しんで頂けたなら喜ばしい限りです。 宗教戦争は、話を広げ過ぎると私の力量では収拾が付かなくなると思い書きませんでした。 いずれ書ける力が欲しいものです。 重ねますが、レビューして頂いて嬉しいです。 本当に有り難うございます。 m(__)m
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西 東さん、こんにちは(・∀・) コメント返信ありがとうございます! 前の方のレビューを覗いてみた所、宗教戦争の部分を描かない所が、いいと 言われてた方もいたので、個々の意見は色々だなぁと思いました。 結局は、描きたい事を描くのが、一番です(笑) 私は作品が完結したら読み始めるタイプなので、 書いている方には嬉しくない読者かもしれませんが(*_*;、 また立ち寄らせて頂ますm(__)m ではでは('◇')ゞ
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