岡田朔

(応援) 『水星に一冊の本が 落ちているとするならば その内に記された物語は 存在する事になるだろうか。』 ―――こう書かれているこの詩集。 私がエブリスタで最も大切に読んでいる詩人の「A氏。」さんの作品です。 電子でありながら、紙の重みや質感を感じさせてくれる詩の数々が点々と落ちていて、それを拾いながら歩いているような気分になります。 足元に映る影や ひっそりとした夜の闇 月明かりや 靴の音 そんな日頃は隠れてしまっているものを、とても特別に思わせてくれるような、A氏。さんの紡ぐ言葉たちに更新される度に、ほうっと息をついてしまいます。 是非A氏。さんの世界を、皆さんも一つずつ詩を拾いながら歩いてみてはいかがでしょうか。
4件

この投稿に対するコメントはありません