清瀬 美月

薄暗い中、それは僕自身の人生の比喩なのか、凪いだ海のように静かな回想シーンから始まる作品です。 小さくて儚い光が僕にとっての癒し、希望のようで、徐々に見え隠れする狂気とのバランス加減が何ともいえず、不思議な余韻を残します。 今回のテーマが『白』ということもあり、全編を通して白から黒へのグラデーション、無彩色に彩られた光景を目にしているようで、もの悲しい思いに切なくなりました。 丁寧な描写で読み手に想像力を与えてくれる、この世界観、私は好きです。 しかも、久遠さんはまだ17歳。 自分の言葉で創り上げる世界観と感性豊かな表現力が素晴らしいなと思いました。 第一回に続き、受験勉強の忙しい中、参加していただきとても嬉しかったです。 くーちゃん(呼ばせていただきますねっ)体調を崩さないように夢に向かって頑張ってくださいねっ。
1件

この投稿に対するコメントはありません