haori

初めまして、haoriと申します。蓮花さんのイベントから参りました。レビュー失礼いたします。 2つの視点から成る2つの物語。共通しているのは物語の場がカフェ『dernier』であること。あとがきを拝読し、この名前の意味、そこに作者さまが込めた思いを知って、私も2つの物語に登場した彼らに思いました。そこからもし恋が始まったのならば、その恋があなたたちにとってどうか最後の恋になりますように、と。 さてでは、te al latteについて。 主人公の彼女ですが、元彼のことをふと思いだしている様子にリアリティを感じて、まあそうだよね、別れたてだとそんな風に思っちゃうよねと共感。そしてそんな彼女に突然の告白した彼。その告白は一見、さらっと言ってしまったように見えるけれど、実はかなり悶々とした上での告白で、告白のときの心の内はかなりドキドキだったんじゃないかと勝手に推測しております。ついでに、聞けることなら、いつから好きだったのよ? と、彼にはうりうりと肘で突きながら聞いてみたいです。 cokeについて。 印象的には前の物語よりも大人な物語だな、と。でも、そう思う大きな要素である彼女は年齢的にはそこまで大人ではないんですよね。ただ、この彼女を見ている語り手である主人公の彼が大人なので、もしかしたら彼が語っているから大人に感じるの? それとも、彼が語っている関係なくやっぱり大人なのかな? とも思ったり。ちなみに、彼女の「コーラの人さん」という呼び方が好きです。素っ気ないようで、でも彼のことをちゃんと見ていたからそう呼べるんだよって、そんな主張のようなものを感じて、かわいいなあと。 さてさてでは、最後にこれをまとめの感想とさせていただきます。 素敵なメガネ萌えをありがとうございました。 ではでは、これにて失礼いたします。
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