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モラトリアム・ノアール
雪翅
2015/12/28 20:01
再会の場面。約束の瞬間。そして、彼自身。 作品全体に常に漂う、冷たく苦い『黒』の雰囲気がとても好きでした。 彼との約束を保険にして、長い年月を過ごしていた彼女。それは、『何があっても彼は自分から逃げられない。何かあったら彼に縋ればいい』という、甘えに似た希望だったようにも思います。 しかし、大切なものを失った彼女の心を、更に容赦なく砕く彼の真実。 絶望のような暗い衝撃を抱え、彼女はこれからどうするのでしょう。灯りの見えないその先も、もはや重いノアールに彩られているようにしか見えません。 そして、最愛の人を失った彼の心も…… 作中の表現も含めて、とても好みな作品でした。 ありがとうございました(*・ω・)ノ
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佐崎らいむ
2015/12/28 21:52
雪翅さん、読んでくださっただけでなく、とても素敵なレビューをありがとうございました! 一気に書き上げ、読みかえしたあと、ここにはまるで救いがないな・・・と少し焦ったのですが。 その非情な展開も、受け入れてくださってとてもうれしかったです。 本当に。彼女の打算も酷いけど、彼の冷ややかさは、容赦がないですね。 罪深さで言うと、この男の方が数段酷いのに^^ ここでチラッと見せた男の悲哀が、いろんなものの比重を狂わせてしまったら、 それも面白いかなとか。 この主人公のこの後なんかも、少し考えてしまいました。 雪翅さんのコメで改めて、見逃していたいろんなものに気づくことができました。 感想いた
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雪翅
2015/12/29 19:50
lime様、こんばんは(*・ω・)ノ 前に友達が『主人公は、作者が一番自己投影してるキャラ』って言ってて、その通りだよなーと思ってて。 それもあってか、私、主人公に容赦ない作家さんって好きでして。 書籍はともかく、エブリスタではそういう作品に巡り合うことって本当に稀なので、私の方こそ嬉しかったです♪ ぶっちゃけ彼は自分の心に誠実(正直)なだけで、彼女に対して悪いことなんて何一つしてないんですよね。 これから二人の人生が交差することは無いんだろうなって解ってしまう分、彼女の哀れさが増すというか、愚かさが垣間見えるというか…… そういう心理に触れる作品はとても好みです。 他の作
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