あじたま

幾度陽が昇ろうとも何度年が明けようとも、絶命は絶縁ならず絶無の如く絶対に。 故にその牙が既に欠け、取るに足らない掠り傷すらも付けられないようであっても、掌の上の道化のままではおられまいと、一所懸命に仏の指に窮鼠の如く齧り付いている。 口内の渇きを満たしたならすぐにでも走り出すのだよ 時間は有限だ

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