清水 誉

うばすて課。 なんて寂しい部署でしょう。 しかし何年か先、この課が出来てもおかしくないと思わせるリアル感があります。 設置場所が生々しい(笑) とても読みやすく、主人公にも感情移入がしやすい話でした。 年をとったのかな。 最近涙もろくてねぇ。 数ある入賞作品の中、唯一泣きました。 女性の気持ちの溢れ方の描写が絶妙です。 そして上司の漏れた本音も、この課もまだまだ捨てたもんじゃない、と読み手の気持ちも明るくさせてくれるラストだったと思います。 素敵な作品を読ませていただきました。 ありがとうございます^ ^
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