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明け方の眠り姫
美森 萠
2016/1/31 0:23
実は私は、先に表紙絵を仕上げていただいてから作品を執筆するのは、今回が初めてでした。 作品の執筆に向け旭さんと雑音さんとお話させていただいて、少しずつイメージが固まり始めていた夏希と要が、旭さんから完成したイラストを見せていただいた途端、一人の人間としてはっきりとした輪郭を持って、私の前に浮かび上がりました。 真っ白な雪の中、夏希を見つめる要の瞳はこれ以上ないほど優しく。 凍てつく空気の中、要に手を預け眠りにつく夏希の表情は、これ以上にないほど穏やかで。 旭さんが描いてくださった二人こそ、私たちの小説の行き着く先だと思い、あとはもうこのイラストのようなエンディングを迎えられるよう、とにかくがむしゃらに書きました。 旭さんのイラストが、作品の完成まで私たちを導いてくださったのだと思います。 作品を書き終えた今でも、初めて旭さんにイラストを見せていただいたときの感動が色褪せることはありません。 旭さん、雑音さんとコラボすることができて、本当に光栄でした。 素敵なイラストを描いてくださり、ありがとうございました。
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東雲 旭
2016/1/31 11:16
美森さん!素敵なレビューを有り難うございます( ;∀;) イラストを描くことになり、美森さん、雑音さんから構図、イメージを聞いて。 ふわっと頭に浮かび上がったのがこの要くんと夏希ちゃんでした。 体の向きや表情は少々違えど、私の中で彼らが纏う空気はずっとあたたかな慈愛に満ちていました。 それはきっと、お二人が私にそう見せてくれたのだと思っています。 お二人の言葉はいつも綺麗であたたかく、そこに生きた人間を作り上げます。 触れただけで温もりを感じるような人を。 まだまだ技術的には未熟な私ではありますが、美森さんがこのイラストに優しさや穏やかさを感じてくれたのならばきっと、私は上手くお
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