【コメント】

【～パズル～スリと桃太郎とバス停の人影】

「百人斬」イベントへのご参加。ありがとうございます。読了致しましたので、早速レビューを。作者様の小説のいいところは、まず、読んだ瞬間に「あ、これ。にいださんの作品だ」と思えるほど、独特の個性があるところだなぁと思いました。個性的なキャラや、そのキャラの書き分け。出て来るピースをパズルのように合わさるだけでなく、読者にもそのピースをごこに当てはめるかを考えさせるような時間を与える演出。まさか、二つの出来事がこう繋がっていくのか！という驚き。さらには、臨場感のある会話と躍動感溢れるキャラ達の動きが、これまた、読者を作品の中に引き込ませる力があるなぁと思いました。要するに、「センス」のある話しを書かれるなぁという印象です。ラストに残された余韻も、味があり、続きが早く読みたくなりました。ただ。これは、作者様の癖なのでしょうか？他の作品でも言えることなのですが、三点リーダーの多用。これがどうしても気になります。あくまでも、スマホ小説として読まさせて頂いておりますので、書籍用の小説の文章作法までは求めてはいませんが、この点だけは、少し改善されると、より質が高まるのではないでしょうか。

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