雪翅

 淡い色に包まれているようで、重く縛り合う恋。  きっと、それぞれ相手の心を見ていないのでしょうね。傍にいたいという純粋な想いは同じはずなのに、お互いの気持ちを知らないせいで、重なることはない──その複雑な関係がとても好みです。  タイトルは、一見「彼を縛る彼女の鎖」とも取れますが、「彼女を縛る彼女自身の鎖」とも取れる気がします。最後のページを読んでいてそんな風に思いました。  透き透るような描写や表現もとても好みです。  素敵な作品をありがとうございました(・ω・)ノ
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コメントありがとうございます。 こんな二人の歪な関係が、少しでも何か印象を与えることが出来たようで嬉しい限りです。 お読みいただき、ありがとうございました。

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