Satori

満足度120%のダブルエンディング。 一言でいえば『面白い!』 読みながら笑ってしまうのを通り越して、更新分を読む前からニヤニヤしてしまっていたのは秘密です。 キャラクターの目線にあった遊び心のある地の文も、物憂げに悩むヒロイン(笑)長谷川の心のひっかかりも、とても丁寧に描かれている。1や2のようなアクティブな展開こそないものの、また違った読み応えがありました。 短編の中に「ドキドキする→ああ良かった」「どうなるんだろう→そうきたか」 といったような、本筋以外の要素を含ませながらストーリーを作るのって、ただでさえ難しいと思うのですが、それを上手くまとめる手腕は流石としか言いようがない。 直接的に描かれないリクの心理も面白かった。 シリーズを通して見ていると、やはり彼は、人の心の奥にあるものを読む力があるように思う。ラストの行動には、直接的に描かれていない想いが、まだたくさん詰まっているのを感じます。 読むほどに解き明かされていく人の心、新たに生じていく繋がりというのも、このシリーズの魅力であるように思った。 PS:柳の描写がもう、どうひっくり返ってもあちら側じゃなくて、それが良かった!
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Satoriさん、この挿入話にもレビューを、ありがとうございます!! それもこんなに素敵な(*ノд`)。作者自身が思わず、読み返したくなったじゃないですか!(すみません><バカです) この番外、どこに挟もうか、それとも挟まないほうがいいのか…と悩んだんですが、これからの3人の関係性を書く上で、やっぱり必要だと考えて、こんなところに挟んでしまいました。 そう、こんな感じで3人は奇妙なトライアングルを築きます^^ 玉城は「応援しますよ、長谷川さん」と、真剣なんですが、自分自身がリクに骨抜きになってしまいそうになる、残念な男です。 リク本人は、ほとんどそう言う感情を語らないのですが、Sator
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